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イギリスでナースになる 

ブログを移転したので、イギリスに来るまでの私の紆余曲折の道のりをご存じない方もいるかと思いますので、今回はイギリスでの看護師免許取得方法などをかいつまんで書こうかなと思います。

日本で一応看護師として6年ほど働いていたものの、イギリスの大学院に入学するまでイギリスで看護師になろうなどとはちっとも思っていませんでした。

イギリスの大学院でも福祉政策やどちらかというとマネージャー的な立場に立った時のための勉強をしていたので、2年前の今頃はまさかイギリスで看護師免許を取ることになるとは夢にも思ってなかったんですよね・・・。
クラスメイトはみんなNHSのマネージャーだし、できればマネージャーとして働けないかなーと思っていたのですが、イギリスで就職するのにそう上手くはいかないですよね。
資格としてはNHSのマネージャーと同等の学位を持っていても、イギリスの現場の知識がほとんど無い私がイギリスで働くには、やはり現場での経験が必要だということを勉強をしているうちに思うようになりました。

ちょうど二年前の今頃、現在実習を受けている老人ホームで介護師としてのアルバイトをスタート。
そこで知り合ったフィリピン人看護師の人から母国で看護師をしていたならどうしてイギリスで看護師免許を取らないのー?もったいない!という話を会うたびにされ、徐々に彼女に洗脳されていったというか・・・。
業務的にはハードな介護師の仕事より看護師の給料のほうが二倍近かったということも免許取得を決めた大きな要因でもありますが・・・。

卒業を控えた2004年春頃、これから日本に戻ってマネージャーとして働くか、それともイギリスにこのまま残るかということを考えていました。
その当時、イギリスに残りたいという気持ちのほうが大きくて、それならワークパーミットが取りやすい看護師としてしばらくイギリスで働こうかなと思い立ち、イギリスの看護師協会NMCへ書類を送り、免許取得のための手続きを2004年5月に開始しました。

日本人看護師がイギリスで看護師免許を取得するにはアダプテーショントレーニングという実習を受ける必要があります。
NMCによる書類審査によって、病院で実習を受けなければいけないか、もしくは老人ホームでの実習でも免許取得が可能かどうかということが明記されたDecision Letterというものが審査後送られてきます。
このレターをもらうのが本当に大変で、私は書類を送ってからレターをもらうまでに丸一年かかりました。

日本人看護師の多くは半年間もしくはそれより長期の実習をNHSの病院か認可を受けた老人ホームで受けるようにとNMCより指示されます。
2005年9月には新しくONPというプログラムが開始され、免許取得のために要求される英語力がより高度なものを求められるようになったり、大学などの高等教育機関で20日間のアセスメントを受けなければならないなど、大幅な改正が行われました。
この制度改正によって、日本人看護師がイギリスで看護師免許を取得するのは以前に比べてすごく難しくなると思います。

この制度改正以前からイギリスで免許を取るための実習受け入れ先を探すのが本当に大変でしたが、制度改正以降も実習受け入れ先を探すのが難しいという状況は変わっていません。

私の場合は以前働いていた老人ホームのオーナーが私のためにNMCへ実習受け入れ先として登録してくれたため、実習受け入れ先を探すという苦労はそれほどなかったのでこの点はすごくラッキーだったと思います。

私の実習が始まったのが2005年7月末。
最初の2週間は主に介護師として働き、入居者のことを学んだり、イギリスでの介護について学びました。
その後は実際に入居者へ薬を投与したり、創傷処置をしたりということをメインに行い、実習後半の現在は投薬や包帯交換の業務にプラスして申し送りや看護記録の記入、ケアプラン立案、電話応対なども行っています。

予定では6週間後に大学のマネージャーと面談し、師長が書類にサインして免許取得となるはずです。

免許が取得できるとうちの施設の場合、ユニフォームがシスターと同じ紺色のユニフォームになります。

uni7.gif


↑こんなの。

こっちの看護師さん、それもベテランさんになればなるほどチャンピオンベルトのようなベルトを着けてます。

7372235994_0.jpg


このチャンピオンベルト、アンティークなものとかも多くて、結構なお値段がします。

私も免許が取れた暁には、自分へのご褒美としてチャンピオンベルト買っちゃおうかなーと考え中です。
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[2005/12/09 05:59] アダプテーション | TB(0) | CM(5)

なるほどー

へぇーへぇー、とじっくり読んでしまいました。
Harryちゃん、結構長らくこっちでがんばっているんだね。
いやいや、Harryちゃんすごくがんばってるよ。
がんばっちゃうタイプなのかな(→がんばりすぎぃと言われて
いたし・・・)。わたしはここ数年かなり自分に甘くなってしまったけど。
6週間後と言ったら、年明けたらすぐって感じだね。
そしたら・・・・・・、チャンピオンベルト? それ拝みに行かなきゃ。
楽しみでもあるね。
[2005/12/08 23:55] cuniconiconico [ 編集 ]

cunicoさんへ

トータルでは1年半ぐらいしかイギリスにいないんですが、行ったり来たりしていてその間に入国拒否にあったりとか色々大変でした。v-12

チャンピオンべルト拝みがてらベーグル作り教えにきてくださいー。

Cunicoさんの醸し出す癒しビームは私の目標です。
私も人を癒せるようなオーラが出てくれるといいのに・・・。

[2005/12/09 09:25] 管理人 [ 編集 ]

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[2007/02/12 03:07] - [ 編集 ]

鍵コメさんへ

初めまして。
斡旋業者を使う場合、一年間で150万ぐらいの費用がかかりますが今までそういった業者を使って資格を取られた方はだいたい1年間でIELTSのジェネラルで6.0を取ってアダプテーションを受けてという課程を経て免許を取っているようです。
ただし今年の2月よりNMCの求める看護師免許取得のための英語力はIELTSのアカデミックでオーバーオール7.0取らなければならず、それも全ての分野で7.0取っていることが最低条件ということに変更となりました。
これはイギリスの有名大学院の入学基準と同じぐらいです。ですのでもしもイギリスに渡ってから英語力を伸ばすのであれば最低2年間は見ておいたほうがいいかと思います。そうなると留学費用もかなり高くなるかと思います。
今はイギリスで看護師として働く場合、免許が取れてもICUや手術室での勤務経験がなければビザが下り難い状況です。なので免許が取れても就職先が見つかるかどうかはかなり微妙な状況です。

一番お金をかけずに最短と思われる方法で免許を取るには日本で英語力をIELTSのアカデミック6.0から6.5ぐらいとれるまで伸ばしてからイギリスの語学学校に半年から一年通って7.0のスコアを取得し、NMCへ登録して実習先を探すという方法かと思います。
たくさんの日本人ナースの人がIELTSのスコアが取れず、資金が尽きて日本へ帰国されているようです。

現場では万年人手不足なので看護師の就職難も将来的に状況が変わるかもしれません。なのでそれまでは日本でがんばってお金をためながら英語力を伸ばし、もしもイギリスが駄目でもニュージーランドやオーストラリアなども視野に入れながら勉強されるのをお勧めします。
今の就職難が解消されてこちらで看護師として働けるよう応援します。がんばってくださいね。
また私でお手伝いできることがありましたらご連絡ください。



[2007/02/14 23:01] Harry [ 編集 ]

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[2013/07/12 23:41] - [ 編集 ]

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