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死について 

ここのところ病棟が人手不足で超過勤務をしていたためかなり疲れてます。
夜勤5連続はさすがにきつかった。しかもエージェントのスタッフと二人だけの勤務という日もあったし。

ついにうちの病棟満床になりました。
でもスタッフの配置人数は以前と変わらず。しかもPalliativeの患者さんが何名かいて毎晩かなり忙しい。
この5連勤中は二人の患者さんがいつ亡くなってもおかしくない状態だったので仮眠中も全く眠れず。

****************


最近身内に不幸があったりしたので仕事中も「人の死」について考えることがすごく多い。

ある患者さんは元看護師。すごく人生を謳歌していた人だそう。
家族の方曰く、彼女はきっと自分のおかれている状況をみつめて決めてしまったのではないかと。
「もう十分生きたから私の人生はこれでおしまい」と。

うちの病棟に搬送される直前から彼女は一切の投薬と飲食を拒否し始めた。
搬送されてきた時点で全ての薬の内服・経口摂取を拒否されており、本人の明確な意思と家族の意向もあって点滴などの処置は行わないということになった。
彼女がよりよい死を迎えられる環境を整えることに重点をおいた看護。これって正しいと言える答えがないから本当に難しい。

昨日の晩は一晩中彼女の浅い呼吸音がナースステーションまで聞こえてきていた。
「彼女は今死ぬために戦っているんだな」と思いながら朝を迎えた。

彼女の家族も彼女の死への過程をすごく前向きに捉えていて、息子さんはこう言っていた。
「母はもう高齢だし、すごく素敵な人生を送ってきた。本人が決めたことを僕達も尊重したい。それにみんな「死」をすごくマイナスなイメージで考えているけど、彼女は十分人生を謳歌したんだからこの死は彼女にとってすごくいいことだと僕は思ってるんだ。」

私は大切な人をなくす時が迫っている時にこんな達観したことを感じられるようになれるだろうか?
自分に死期が近づいているとわかった時にそのことを前向きに捉えることが出来るだろうか?
きっと今の私には無理だ。

いつかは彼女のように「ああー楽しい人生だった。もう十分生きたわ。」と思えるような人生を私も送りたい。













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[2006/11/28 05:57] 仕事 | TB(0) | CM(4)

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[2006/11/28 10:14] - [ 編集 ]

Nちゃんへ

そうだったの。私もおじさんにはお世話になったから。義理の娘になれなくて申し訳なかったけど。おばさんはショックだろうね。よろしく伝えておいてね。

うちも名古屋の叔父が亡くなってね。一度一緒に名古屋の祖母の家に行ったことあったよね?あの家の叔父なんだけど。亡くなり方がちょっとショックな形だったので色々考えさせられました。私だけお葬式にいけなかったしね。海外にいると身内の不幸にすぐに駆けつけられないから。それも覚悟してきたんだけど色々考えることが多くて・・・。

[2006/11/28 10:36] Harry [ 編集 ]

こんばんわ~。Kayです。私は3年前に母を肺がんで亡くしました。肺がんで1度は手術をしましたが、その後8ヶ月で再発しました。再発の際に母が東京にいる私に電話をかけてきて、「左胸に10円玉ぐらいの影が見つかったの。再発みたい。今度はもう手術できないの。でも、もういいの、8ヶ月も生き延びられたのだからね。」とケロッと話す母の声を私は声を殺し泣きながら聞きました。この人はもう腹をくくっているのだ。と一瞬で悟りました。だから、その後の母の人生のために私の時間をささげようと仕事をやめ、共に母と時間を過ごす事が出来ました。それはとてもかけがえの無い時間でしたよ。
話は違いますが、私もJamie Oliverのファンです!!
けい
[2006/11/30 17:09] Kay [ 編集 ]

Kayさんへ

お母さんの最期を仕事をやめて看取られたんですね。すごい。なかなかそこまで出来る人いないですよ。

私は最期も看取れなかったのでいまだに色々その頃のことを考えてしまうことがあります。

Jamieは最近かなりぽっちゃり気味で、子供達の食についての運動をする前に自分の体重管理もきちんとしたほうがいいのでは・・・と近頃は思ってしまいます。
[2006/11/30 18:32] Harry [ 編集 ]

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