FC2ブログ

無料カウンター







やればできるじゃないの。 

今の病院で働き始めて1年半。一度も病欠で休んだことがなかったんですが、今日初の病欠になっちゃいました。

二週間ぐらい前から、身体にポツポツと数箇所に発疹が出来て、痒いなーうちの猫のノミにでもくわれたかなー程度に思ってたんです。
それが、ここ数日痒さがMax状態で発疹の数も増えてきたし、今朝はちょっと気分も悪かったんで夜勤明けで近所の診療所へ行って診てもらって来ました。

今回診てくれたのは今までお目にかかったことがない先生。
どうやらうちの病院にも出入りしている先生のようで、そのせいかすごく丁寧に診察してくれてちょっと感激。

イギリスなのに!悪名高いNHSなのに!喉もあーんって診てくれて、熱も測ってくれて、リンパもきちんと触診してくれて、お腹も触診してくれて、おまけに、な、なんと頼んでもいないのに血液検査までしてくれました!
すごいーやればできるじゃないかーNHS。奇跡だわー。

どうやら首のリンパが腫れているらしく、発疹もでているので血液検査の結果が出るまでは働いちゃ駄目とドクターストップがかかりました。
身体が痒くて、軽い吐き気がする以外はいたって健康体なので、こんな状態で休みをもらってしまうのはすごく申し訳ないんですけど・・・。
でも、お年寄り相手の仕事なのでうつしちゃうといけないですからね。

前回の風邪の時は風邪の菌が耳に入って、耳の中に発疹が出来て痒かったから、今回もなにかのウィルスの感染でブツブツができてるのかなー?

本当に親切な先生で、次回の診察の予約もすぐに入れてくれたし、胃酸止めの薬も処方してくれました。
今は胃酸止めの薬と抗ヒスタミン剤を飲んで様子観察の状態です。

今回、本当に丁寧に診察してもらえたので、NHSの医療をちょっと見直しました。






スポンサーサイト




[2007/12/03 21:55] 仕事 | TB(0) | CM(4)

Incident report 

休み中に十分休めずに突入した4夜勤。
ようやく今夜が4夜勤目。

地獄のシフトが三日間続いてます。

夜間せん妄がある患者さん一名、緩和ケアでいつお亡くなりになってもおかしくない患者さん1名、留置カテーテルを外してからかなり不安定なLearning Difficultiesの患者さん一名。ポータブルトイレへの移動がかなり難しいのに頻回に尿意を催す患者さん一名。この4名のケアに追われてもうくたくた。

特にLearning Difficultiesの患者さんはこの5日間ほとんど不眠状態で10分から30分おきに起きて自力でトイレに行こうとする。でも睡眠が取れていないから疲れきっていて足元がふらふら。眠剤もまったく効かず一晩中起きあがろうとするのを止めるのにほぼ付きっ切り。
Learning Difficultiesがあるので危険だから起きないように言ってもすぐに忘れてしまい同じことの繰り返し。ナースコールを使うように何度言っても忘れてしまうようで勝手に自力で移動しようとするので非常に危ない。
Conveenを装着したり、リハビリパンツをはいてもらったり、色々試行錯誤するも全て失敗。
5分おきにチェックしに行っていたものの、この患者さん二日間連続で転倒しちゃいました。

転倒などの事故が起こった場合はIncident Reportという報告書を書かなければいけません。
二日連続この書類を書くことになろうとは。
ここのところ満月だったからこんなことが続くのかしら・・・。

今夜が4夜勤の最終日。
この三日間の夜勤で腰痛も再発し、体力的にもふらふらです。
でも今日のシフトは妊娠6ヶ月の妊婦さんと二人きり。
彼女はほとんどナースコールにも応対しないからなー・・・。
ああ、今夜もまた大変な勤務になりそう。

[2007/02/04 18:12] 仕事 | TB(0) | CM(3)

学生指導 

今朝病棟主任からの電話で起こされた。

主任:「あなたに学生指導者になるためのコースを取って欲しいんだけど。」


えーっと、私まだこの国で免許とって一年経ってないんですよね。
いまだに突っ込みどころ満載の申し送りしかできないし、わかっていないことが山盛りなんです。(そんなことじゃいけないんですけどね、本当は)
そんな私にイギリス人の看護学生を受け持てなんてそんな無茶な・・・。

イギリスで学生指導するにはメンターシップ・コースを取っていないといけない。このコースを取っているとキャリア・アップにもつながる。
でも今の私には学生を指導するだけの英語力もイギリスでの医療についての知識も足りていない。自分がまだ勉強中なのに学生さんを受け持つなんて恐れ多い・・・。

休みを削って大学院の授業へ行き、課題を提出している今の私には時間的にも無理。特に来年は15000語の卒業論文書かなきゃいけないし。

ただ心情的には非常に断りづらい環境が整っている。
私に受け持って欲しいという学生になるのは今一緒に夜勤スタッフとして働いているケアラーのK。
彼女がここのところ指導担当者がみつからないことを悩んでいたのを知っているし、私以外にこのコースが取れそうな人がいないこともわかっている。
でも彼女の将来のことを思ったら、きちんとした知識を持っているイギリス人指導者に教えてもらうのが一番いいと思う。
メンターシップのコースを取るのは自分にとっても勉強になるしやりがいもあると思う。これが一年後に打診されていたら受けていただろうけど。

一応今のところお伺いを立てられただけなので断れる・・・かな?
今夜もそのKと一緒の勤務なので彼女に説得されないように気持ちを引き締めて夜勤に望まなければ。



[2007/01/05 21:32] 仕事 | TB(0) | CM(5)

クリスマスの勤務 

今年のクリスマスはずーっと仕事でした。
仕事場には患者さんや患者さんの家族からの差し入れの食べ物があふれていて気づくといつも口を動かしながら働いていた私。
体重計に乗るのが怖い・・・。


SSCN1653.jpg


病棟にも本物のクリスマスツリーが飾られてスタッフもみんなサンタの帽子やイヤリングをしてお祭り気分で働いてちょっと楽しかった今年の勤務。

スタッフ間でのSecret Santaに参加したので同僚のスタッフにプレゼントを買って私も誰からかはわからないけれどプレゼントをもらいました。


続きを読む
[2006/12/27 18:23] 仕事 | TB(0) | CM(2)

死について 

ここのところ病棟が人手不足で超過勤務をしていたためかなり疲れてます。
夜勤5連続はさすがにきつかった。しかもエージェントのスタッフと二人だけの勤務という日もあったし。

ついにうちの病棟満床になりました。
でもスタッフの配置人数は以前と変わらず。しかもPalliativeの患者さんが何名かいて毎晩かなり忙しい。
この5連勤中は二人の患者さんがいつ亡くなってもおかしくない状態だったので仮眠中も全く眠れず。

****************


最近身内に不幸があったりしたので仕事中も「人の死」について考えることがすごく多い。

ある患者さんは元看護師。すごく人生を謳歌していた人だそう。
家族の方曰く、彼女はきっと自分のおかれている状況をみつめて決めてしまったのではないかと。
「もう十分生きたから私の人生はこれでおしまい」と。

うちの病棟に搬送される直前から彼女は一切の投薬と飲食を拒否し始めた。
搬送されてきた時点で全ての薬の内服・経口摂取を拒否されており、本人の明確な意思と家族の意向もあって点滴などの処置は行わないということになった。
彼女がよりよい死を迎えられる環境を整えることに重点をおいた看護。これって正しいと言える答えがないから本当に難しい。

昨日の晩は一晩中彼女の浅い呼吸音がナースステーションまで聞こえてきていた。
「彼女は今死ぬために戦っているんだな」と思いながら朝を迎えた。

彼女の家族も彼女の死への過程をすごく前向きに捉えていて、息子さんはこう言っていた。
「母はもう高齢だし、すごく素敵な人生を送ってきた。本人が決めたことを僕達も尊重したい。それにみんな「死」をすごくマイナスなイメージで考えているけど、彼女は十分人生を謳歌したんだからこの死は彼女にとってすごくいいことだと僕は思ってるんだ。」

私は大切な人をなくす時が迫っている時にこんな達観したことを感じられるようになれるだろうか?
自分に死期が近づいているとわかった時にそのことを前向きに捉えることが出来るだろうか?
きっと今の私には無理だ。

いつかは彼女のように「ああー楽しい人生だった。もう十分生きたわ。」と思えるような人生を私も送りたい。














[2006/11/28 05:57] 仕事 | TB(0) | CM(4)